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芸能記者(ペン&カメラ) 志和浩司

私立ハスハス女学院!!モー娘。OG魅せる!笑わせる!エスプレッソなコメディ

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「私立ハスハス女学院!!」(演出:まつだ壱岱)が12月20日~23日、ブディストホール(築地本願寺内)で上演。キャストは新垣里沙、小川麻琴、光井愛佳のモーニング娘。OGにくわえ、図師光博、カトゥーの5人。そして日替わりゲストも20日・久住小春、21日・フォンチー、22日・吉澤ひとみ、23日・保田圭と豪華だ。

20131221_hshs0320131221_hshs04そして、そのモーニング娘。OGという一流の”素材”が、人気劇団ASSHを率いる気鋭の演出家まつだ壱岱、脚本家ムラコ(サミットクラブ)、アラケンらの手によって見事に活かされているのが、「私立ハスハス女学院!!」だ。第1部はスクールライフを舞台にしたショートコント。第2部は3人によるライブで届けるスペシャル企画。おなじみのハロプロナンバーを3人がソロ、そして全員でパフォーマンス、合間にはトークでも楽しませる。もともと個性と才能にあふれたモーニング娘。OGの魅力が、エスプレッソマシンで抽出されたような公演だ。ショートコントで楽しませる「MOSH」シリーズでおなじみの図師光博の求心力、そして芸歴17年目になるお笑い芸人カトゥーの、どう見てもオカマにしか見えない濃いキャラクターが、モーニング娘。OGの3人を時にリードし時にアシストし、さらに際立たせる。

20131221_hshs1112月に入って行われた初読み合わせから、稽古場は笑いが絶えなかったと聞く。そんな楽しさが、そのまま直に舞台から伝わってきた。

脱帽させられたのが、新垣、小川、光井のアイドル力の強さだ。アイドルといえばティーン中心のイメージがあるが、最近は年齢の幅が徐々に広がってきている。中心メンバーのほとんどが20代というグループも珍しくはない。今回もトークで3人がそれぞれの年齢にふれていたが、20代半ばである小川と新垣も、10代の頃よりむしろ可愛さが増しているのではないかと感じたのは私だけだろうか。可愛さを残した女性としての色香とでもいうか、大人の女性ならではの可愛さが輝いている。

さらに、ルックスはもちろんのこと、ぶっちゃけ系のトークやアドリブの中にも、10代では出せない大人の可愛さがつまっている。10代のアイドルが持つような危うさや儚さはそこにはないかもしれないが、コメディをやっても安心して笑えるし、落ち着けるのだ。彼女たちがこれまでの経験で得てきたセンスもあるだろう。

20131221_hshs12また、ライブはスタンディングNGで、客席は全員着席したままなのだが、それでも違和感なく盛り上がっていた。40歳を超えてもアイドルと言い張ればアイドルとして成立してしまう男性アイドルと比べ、あまりにも旬の短い女性アイドルだが、大人のファンが応援する大人の女性アイドルがもっといてもおかしくはない。

モーニング娘。でコメディといえば、テレビ東京系で2000年~2007年に渡って放送されたバラエティ番組「ハロー!モーニング。」の中にもコメディの要素があった。メンバーたちが繰り広げるコントのコーナー、ゲームのコーナーなどさまざまなパターンで視聴者を楽しませたものだ。コントやゲームにはアドリブが付きもの、メンバーの「素」の表情が垣間見えることからファンに親近感を持ってもらう好機にもなっていた。それが、今回はテレビ画面を通してではなく、ライブで、しかも大人になった彼女たちがしっかり笑わせてくれた。

素材のすばらしさと、それを引き出した演出・脚本に拍手を送るとともに、ぜひ第2弾を観てみたい。

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【公式サイト】

www.tambourine.co.jp/hshs/‎

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