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芸能記者(ペン&カメラ) 志和浩司

OS☆U優勝!ご当地アイドルランキングバトルが未来を拓くか

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NHKオンデマンド全国ご当地アイドルランキングバトルの最終結果が12月1日に都内・秋葉原で発表され、愛知県名古屋を拠点とするOS☆U(オー・エス・ユー)が約4ヵ月におよんだご当地アイドルの熱い戦いを、地元を中心とするファンとともに制し1位を獲得、優勝した。これは、「町おこし」をテーマに、各都道府県からアイドル総勢48組が参加。8月から町おこしに取り組む姿などの映像を配信、その再生回数などで争われたもの。

この優勝によりOS☆UはNHKオンデマンド公式イメージキャラクターとなり、2014年はさまざまな面からNHKオンデマンドの強力なバックアップを受けて、アイドルグループとして新たな次元へ飛躍するチャンスをつかんだ。

今回、総勢17名のメンバーの中からキャプテン清里千聖、森咲智美、朝倉真琴、八角瑛子、大野咲貴の5名が東京遠征に参加。発表会後は秋葉原から大手町へ移動し、東京サンケイビル前に開店中で、東北の海の幸などが楽しめる「あまちゃんが見られる食堂2013」前でミニライブを披露。終了後に話を聞いた。

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全国トップ、おめでとうございます!

一同:ありがとうございます!

受賞の瞬間は?

清里:3位まではLinQさんとひめキュンフルーツ缶さんとOS☆Uが入るということはわかっていて、発表のときに「OS☆U優勝」というのが見えたんですよ。マイク入ってたのに変な声出しちゃって…もうその前、10位発表ぐらいから涙がとまらなくて、足の震えがとまらなくて、ぶるぶるしてたんですけど。発表の瞬間は、頭が真っ白になりました。みんなも泣いてるし、今回みんなでガチで力を合わせてがんばってきたから。そのガチンコ度が伝わったかなと思ったし。まさか1位になれるとは思ってなかったんですけど…

森咲:うそつき(笑)

清里:(笑)なんだろう、いや、1位になれると信じてはいたんですよ。だけど、ちょっとやばいかなという気持ちもあって、なんとも言えなかったんですよ。だって皆さん強豪じゃないですか。

そんな大変なステージに、どんな気持ちで出て行きました?

清里:ステージに出る前にNHKの方から言われた言葉があって。「今日出てる3組の中で2組はメジャーデビューしてて、唯一、OS☆Uはメジャーデビューしてないから、出来ることはなんでもやったほうがいいよ」って言われて、それで「A-GIRL」が始まったんですよ。もうそれ聞いた瞬間、涙がとまらなくて、もうどうしようと思ったけど、本当にこういう形になって、やっとOS☆Uが3年経ってチャンスもらえたなと思ったし、このチャンスを本当にありがたく受け取って、もっともっと全国で活躍して、もちろん地元も大切にして、頑張っていけたらいいなって思います。

どうですか、森咲さんは?

森咲:ライブやってるとき、もう泣きそうで…。やれることはやりなよって言われて、「よっしゃー!」ってステージに出て、そうしたら東京なのに、なんでこんなに人が来てくれるんだろうって…。そこに立てることがすごく幸せで。アイドルやりたかったわけじゃない自分がですよ、普通の高校生だった自分が、こうやっていま、すごい舞台に立てていることがすごい幸せで、思い出したらまた泣きそうです。(泣きながら)…やっぱりOS☆Uもいろいろあって、3年続いてきたんですけど、1期生は本当に踏ん張ったと思うし、こうやって1位になって、一歩、みんなで協力して上がっていけることがすごく嬉しいから…。だから、みんなでもっと上に行こうね。あと、道を作っていける先輩になりたいなと思っていて。私はグラビアもやってるし、ランナーとしても名前を売っていけたらいいなって。後輩たちの道をつくっていければいいな、と思います。

辛いことがあったとき、何が一番力になりましたか?

森咲:私はマラソンやってて、ゴールするたびにファンの人が、「元気出た!」「俺もがんばらなきゃ!」って、そういう言葉をもらうと、自分って発信できるところにいるんだから、だから、トモも頑張って生きなきゃって。頑張っていきます。

清里:私も、やめたいと思った時期というのが、どんどんメンバーがいなくなっていった時期で、ファンの人たちから「千聖はやめないよね」って言われてて…。ファンの人の言葉とか(泣きながら)…すごい強くて、メンバーもそうだし、自分がキャプテンということもすごい大きくて、もっと後輩を…3期生が入ってちょっとのときだったから、まだ自分が何も教えて育ててる立場じゃないのに、いま自分がやめたら責任ないなって改めて考え直すことができて、結果、本当にきょうまた、OS☆Uやっていて良かったなって実感できました。

森咲:うん、良かった。

良かったよね、本当にね。では2期の朝倉真琴さん、2期も最初は6人だったのが、少なくなってしまってね、2人になってしまったけど、どうですか、この1位になるまで。

朝倉:やっぱり、OS☆Uの1期生の先輩がいろいろトークとかも出来ていて、すごいなと思って、やっぱりそこも吸収して、自分たちも引き継いでいくわけじゃないですか。だからちゃんとしなきゃいけないんですけど、まだ1期生がいてくれるからってちょっと甘えちゃう部分もあるんですけど、これからは甘えずに、自分一人でも任せられるってぐらいに頑張っていきたいです。4期生も入ってきたし、3期生もいるし、やすみん(八角瑛子)もいるし。こいつになら任せもいいだろうってぐらい、なにか一本、ズドンッて、自分の芯になるものをつくっていきたいと思います。

あまちゃんキャンペーン、4ヵ月戦ってきて、その印象はどうでした?

朝倉:おばあちゃんのお友達が奈良県に住んでるんですけど、私たちの動画がテレビで放送された日があって、それを「見たよ」って電話を受けて、すごい嬉しくて、テレビの力はすごいなと思ったし。もっともっと名古屋、愛知県を発信していって、もっともっと元気になりたい!がんばります!

2.5期生というかね、やすみんこと八角さんね。NHKといえば、私の携わっている媒体でアイドル記者として一緒に紅白を取材したときを思い出すね

八角:そうですね。高1だったんで2年前です。

それがね、今度はメンバーとして、全国あまちゃんキャンペーンの1位になれて、どうですか?

八角:私、OS☆Uに入ったとき1人で入ったから、不安なこともあったし、悩みもあったし、相談もできなくて、最初は。(泣きながら)入ってすごい嬉しい反面、入って良かったのかなという気持ちもたくさんあって、私が入らないほうが良かったんじゃないかと思ったときもあって…。

去年の春だったか、まだメンバーになる前、やすみんがアイドル記者として一緒に取材してくれるということで、私も初めてのダイアモンドホールに取材に行ったら、いきなり通路の片隅で一眼レフ首からぶら下げながら、やすみんがしくしく泣いてるんだよ(笑)

八角:そうです(笑)

私も出たいっていう気持ちだったんでしょう。あのとき私は、この子に記者をやらせちゃいけないって思ったんだよ。歌って踊って、パフォーマンスする子なんだと。事務所の方は「いや、記者も喜んでやらせたい、チャンスですから」と言っているんだけど、本人がやりたいようには見えなかった。だから、記者として育てるのを黙って諦めたの。それからメンバーになれて、1位とれて、本当に良かったよね

八角:はい!今回のキャンペーンで、いままでで一番OS☆Uが一丸となれて、私も一員なんだなっていうのが実感できたし、東京にきたときも、たくさんファンの人が応援してくれてて、メンバーもだし、ファンの人も、家族にも友達にも支えられてここまできたんだなと実感しました。

どうですか、3期の大野さんは?

大野:最初はなにもわからなくて、一年ちょっと経って、少しは成長できたかなと思ってるんですけど…あまちゃんキャンペーン、47都道府県もあって、まさかOS☆Uが1位になれると思ってなくて、私たちの呼びかけに応えてくれるファンの皆さん、本当に何回も何回も動画を再生してくれたり、やっぱり私たちのことを応援してくれる人がたくさんいるんだなって実感できました。せっかく1位になれたので、これから期待に応えられるように、もっともっと、トークも、パフォーマンスも、負けないように頑張っていきたいと思います。

今回の戦いはね、ファンの方々なくしては成立しないものでした。いまあらためて振り返って、ファンの方々の、こんなところが力になった、ありがたかったっていう部分、聞かせてください

20131201_osu0835清里:投票とか動画再生数がすごい大切になってくるわけじゃないですか。いままで以上にファンの人たちが気合いが入っていて、「絶対1位だから大丈夫だよ!」と言われて、ファンの人たちが私たちに絶対1位を取らせたいっていう気持ちがすごい伝わってきて。そして今日も、東京にわざわざ来てくれたりしていて、すごいなって。本当にただただ、すごいなと思ったし、すごい嬉しかったし、あとOS☆Uやってきて年を重ねることによってファンの人たちが一体化してくれて、仲良くなってくれて。推しが同じ同士でも一緒に応援してくれて仲良くしてくれてる姿なんかが、ライブをしていても見えるじゃないですか、それがもうすごい嬉しいし、すごい熱気というか、熱い思いが伝わってくるから…。それもあって私たちも今回は、これは1位にならなくちゃ皆さんに顔向けできないよって。

森咲:名古屋に帰れないよって。

朝倉:いまやったライブも、もし1位とれなかったらどういう顔してライブやればいいんだろうって思っていたりして。

清里:これまでもUMUとか出てきたんですけど、なんだろう、本当に気合いが入っていなかったのかな…

森咲:入ってた。入ってたんだけど、今回はみんなが1位になりたいっていう気持ちがこれまで以上にすごい強くて。絶対、絶対って感じで。

清里:いままで以上に強くて。メンバーもみんな同じ気持ちになって。みんなが自分のことを優先する前にグループのことを考えて行動してくれてるんだなっていうのが、すごい…

これがひとつの大きなステップになると思うし、1位になったことで見えてくるものがあると思うんですよね

森咲:きょう他のアイドルさんのステージを観ていて感じたことがあって。皆さんレベルが高いし、トモたち、まだ未熟だから、もっともっといろいろ勉強して…

清里:NHKの方たちにも、こうやって1位になって、ここで頑張るのも、あなたたち次第だからって言われて、私たちがやっぱりもうちょっと変わらないと。こうやってせっかくチャンスをいただいたのに、それを台無しにするのは嫌だし、だからもう、どうにかして、もっともっと変わらなくちゃと思います。

森咲:どこ見てもOS☆Uがあるよ、っていうふうになりたい!

さらに頑張らないといけませんね!今日はありがとうございました!

一同:ありがとうございました。

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今回のランキングバトル優勝によって、OS☆Uには一流のクリエイターによる全国展開の楽曲やタイアップ、それに付随するレッスンなど、さまざまなチャンスが与えられることになる。NHKオンデマンドとしても、OS☆Uには真に1位にふさわしい存在になってもらわなければ沽券に関わるのだ。1位になったグループのレベルが低ければ、2位以下にも泥を塗ることになってしまう。

メンバーやスタッフからは、これまでにないほどOS☆Uが一丸となって戦ったと聞いた。そんなすばらしい優勝に水を差すつもりで言っているわけではないのだが、47都道府県のアイドルグループのすべてが同じテンションで今回のランキングバトルを戦ったわけではない。それよりもコンサートやイベントに傾注して、ランキングバトルには真剣勝負をかけなかった(かけられなかった)グループも少なくない。ランキングバトルに勝ったのも、1位になったのも事実だ。しかし、だからと言って他のアイドルグループにアイドルグループとして「勝った」と浮き足立って思うのは良くない。

歌唱力なりダンスなりパフォーマンスを審査するコンテストや、グラビアやDVDなどヴィジュアルを審査するコンテスト、バラエティー適応力を審査するコンテストや、ドラマの演技力を審査するコンテストなどで優勝したわけではない。今回の優勝には、具体的な動画の再生回数などファンの力が大きいのだ。サッカーにたとえてみれば、年間を通して試合を積み重ねリーグ優勝を果たしたわけではなく、大きな媒体が主催した人気投票で優勝したわけだ。それももちろん価値のあること、誇っていいことなのだが、ファンの強烈な後押しというものを、うわべの言葉だけではなく、どこまで彼女たちが体の芯で受け止めているか。アイドルとは、ファンの期待を形にして応える存在であることを自覚できるかどうか。そこが、今後の鍵になってくると思う。

優勝の感激に打ち震えるメンバーやスタッフを前に、とても現場では言いにくかったが、ここは私のサイト、誰に嫌われてもいいから私は私の観点から思ったことを書いている。

NHKのプロデューサーも、OS☆Uには「覚悟」を求めている。来年から、NHKオンデマンドのイメージキャラクターとしての活躍とともに、それにふさわしいグループとしてレベルアップするよう、さまざまなチャンスが与えられる。それを乗り越える覚悟が必要だ。

プロデュース側から見てみれば、OS☆Uはメジャーデビューしていないだけに、いろいろな色に染め甲斐のあるグループなのだ。これからさまざまな「色」がOS☆Uを染めにくるだろう。そのとき、いろいろな色を吸収し着実にレベルアップしながらも、OS☆Uとしてのオリジナルの色を守れるかどうか。すべてはOS☆Uの覚悟と、ファンの応援にかかっている。

また、今回の優勝で、来年はOS☆Uが一丸となって優先しなければいけないことができたわけだ。より魅力的な何かを得るためには、捨てなければいけないものも出てきてしまう。その「覚悟」と「引き算」が、これからを決めていくだろう。

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Written by 志和浩司

2013/12/04 @ 10:01 am

コメント / トラックバック2件

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  1. みなさん可愛いですね♪

    そのちゃん

    2014/01/03 at 11:27 pm


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