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芸能記者(ペン&カメラ) 志和浩司

アップアップガールズ(仮)満員御礼、BLITZは虹色宇宙なラブストーリー

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8月最後の日に、横浜BLITZへアップアップガールズ(仮)の「1stライブハウスツアー アプガ第2章(仮)開戦~横浜リベンジ決戦~」を観に出かけた。春に同所でライブを行なった際は、残念ながらフルハウスに出来なかったということだが、今回は文字通りのフルハウス。「リベンジ」を果たせた。

アプガを初めて観たのは2年前の夏、マップ劇場のこけら落としの時だったか。その時は某媒体の取材で行ったのだが、出演者の一組がアプガで、歌・ダンス・MCすべてにおいて圧倒的なパフォーマンスで感心した記憶がある。ただしあの頃のアプガにはオリジナル曲がなく、「Yeah! めっちゃホリディ」「真夏の光線」といった所属事務所の大先輩・松浦亜弥、モーニング娘。などで親しまれたナンバーの数々を披露した。ほかにも「夏DOKIリップスティック」(℃-ute)、「夢見る15歳」(スマイレージ)、「イチャイチャSummer」(GAM)と…当時つくった原稿をめくってみると、「楽曲の宝庫のような強力ラインアップ」と書いている。

その後、非常に残念ながら私はアプガの出演するライブを観に行く機会に恵まれず、何度か「つんつべ♂」のライブや収録で見かける程度だった。前述のマップ劇場こけら落としの時は仙石みなみが欠席だったので、7人フルメンバーのライブを観るのは恥ずかしながらこれが初めてとなった。

もちろん2年前とは違い、今度はオリジナル曲だ。9月4日、T-Palette Recordsからリリースのニューシングル(両A面)「SAMURAI GIRLS」(http://www.youtube.com/watch?v=o6DB2akWTPg&feature=youtu.be)から始まったライブ。途中、前回の横ブリから、今回チケットがソールドアウトするまでの活動模様を振り返った映像や、メンバーの瓦割りパフォーマンスなども織り交ぜつつ、アンコール「サマービーム!アプガの夏 MIX」まで全17曲、約2時間半に渡って楽しませてくれた。

なぜこんなにも楽しかったのだろう。まず第一に、気持ちの伝わるステージだった。満員の会場を観て、メンバーたちは最初からテンションMax。歌もダンスもこのクォリティーで最後まで突っ走るのは難しいのでは?と心配するほどのボルテージの高さだったが、彼女たちはみごとにライブを完遂してみせた。私は2Fから観ていたのだが、オールスタンディングの1Fは、虹色に輝いていた。7人それぞれのメンバーカラーのサイリウムを、それぞれのファンが終始振り続けるその光景は本当にまぶしかった。演じる側、観る側、双方の気持ちが、そのまぶしい虹色宇宙に象徴されているようでもあった。

そして、その楽しさを支えているのは演者である彼女たちの確かな技術だ。もちろん、本人たちにとってはまだまだ反省の連続で磨かなければいけない面は多いのだろうが、アイドルが増えすぎて飽和状態ともいえる昨今、歌唱やダンスあるいは演技、いや優れたヴィジュアル展開でもいいのだが、そういった芸能としての根幹をおざなりにして握手会イベントなどがメインとなり、半ば接客業と化しているグループもある(ビジネスとして悪いとまでは言わないが、芸能目線では残念なことだ。接客業では接客のプロに到底かなわないのだし)。アプガは、ステージとは本来、それ相応以上の修練を積んで選ばれた者だけが立つことをゆるされる別世界であることをきちんと提示してくれる、数少ないグループの一つであることは間違いないだろう。

また、メンバー7人のバランスがとてもいい。終盤のMCでメンバーが、「アプガ第2章では、メンバー個人個人がもっと活躍することで、アプガ全体も強くなっていきたい」といった意味のことを言っていた。それが出来るほどの7人が揃っているように思う。

たとえば7人それぞれにラブストーリーが描けてしまうのだ。アイドルを見て、可愛いとか、歌が上手だとか、そういうこと以上に、ラブストーリーが描けるか描けないかは、大切なことだと私は思っている。アイドルとは、イマジネーションの連鎖だからだ。アプガのメンバーを、一人ひとりヒロインにしてオムニバスのラブストーリーを編むとして、どんなに下手で笑っちゃうような物語でもいいし、あなたが女性でもいいから、とりあえずドラマを思い描いてみて欲しい。誰一人として、同じストーリーは描けないから。彼女たちそれぞれが、いかに個性的で、魅力的であるかということだ。サラダにたとえるなら、大手スーパーに並んだ画一的に加工された商品ではなく、乱切りの野菜が盛り付けられた自家製サラダといったところか。

素晴らしいライブを観れたことに感謝するとともに、アップアップガールズ(仮)の今後の活躍をお祈りする。

なお、ツアーは9月7日大阪(umeda AKASO)、8日名古屋(クラブクアトロ)、16日東京(赤坂BLITZ)とまだ続くので、新たに興味のわいた方は公式サイト等でぜひチェックして欲しい。

【公式サイト】

http://www.upupgirlskakkokari.com/

【公式ブログ】

http://ameblo.jp/upfront-girls/

【タワーレコードリリース情報】

http://tower.jp/article/news/2013/07/30/n06

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Written by 志和浩司

2013/09/01 @ 1:08 pm

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