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芸能記者(ペン&カメラ) 志和浩司

夢みるアドレセンスはキャンディちゃんだった

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20130217_yumeado100写真・文/志和浩司

夢みるアドレセンス2月公演は場所を青山エリアから新宿MARZに移して行われた。MARZといえば2001年12月のオープン以来、ジャンルレスな出演者をウリとしてきたキャパシティ300人(オールスタンディングの場合)の人気ライブハウスだ。音響・照明ともに充実、吹き抜け式のフロアはクラブ系のイベントなどでも活用されてきた。ジャンルレスと書いたが、実際MARZのブッキングは多彩で、「ジャンルレスでハイクオリティー」がコンセプトになっているとも言える。LIQUIDROOMが恵比寿に移転、コマ劇や映画館もクローズした歌舞伎町にあって、MARZは同地でひとり気を吐く芸能文化の発信基地のようでもある。

そこに、夢アドが登場したのだ。青山から歌舞伎町というロケーションの変化…それは、青山エリアで見る夢アドにスノッブな味わいを感じていた私としては、そんなひとりよがりな思い入れに一区切りつけざるを得ないタイミングの訪れでもあった。私個人的には、これまで表参道GROUNDや月見ル君想フで行われてきた夢アド公演を序章とすれば、今回のMARZ公演はまさに夢アド第1章が幕を開けた感がある。3月10日にはアイパラIDOL Partyで初の対バンにも挑むし、いよいよこれから夢アドがアイドル戦国時代(って言葉は好きじゃないのだが、便宜上…)に打って出るという流れだ。

今回の公演も、まだ岡美咲は復帰しておらず、メンバーは荻野可鈴、志田友美、山田朱莉、小林玲、京佳の5人。冒頭、スピルバーグ宮崎に加えタランティーノ荒川、そして山田が登場。山田の、これはもう芸風と言ってしまっていいのか、「滑り」にますます磨きがかかってツルッツル滑りすぎるトークは痛々しくもあり、それ以上に楽しくもあり。夢アドのメンバーは誰をとってもルックス抜群で、”顔面偏差値”の高さにはすでに定評がある。それも単にきれい、可愛いというのを通り越して、ほとんどがもともと女子向けファッション誌のモデルということもあってか、そのルックス自体が表現になっている。表に向けて自分をアピールすることに長けている。しかも、自然体で。各々の衣装とのバランスも素敵だ。そんな中で、山田のこのキャラクターは貴重! 黙っていればとってもきれいなのに、それでいいのか!?というぐらいお笑い系でなごませてくれる。夢アド全般、飾らないキャラクターだが、山田は飾らないを通り越し、その暴走ぶりがウケる。

公演は竹中夏海さん振付による新曲「キャンディちゃん」(可愛い!)の披露を含め約1時間ちょい、お芝居の中に楽曲パフォーマンスやバラエティートークを織り込んだコンパクトでわかりやすいものだった。ファンにとっては物販などメンバーたちとふれあう、公演とはまた別のお楽しみな時間も含まれるわけで、全体としてはそれなりのボリューム感もあるわけだが、公演自体が1時間前後というのは今のところオリジナル曲の少ない夢アドにとって最適なサイズのように思えた。まだ夢アドを知らない人たちのことも気楽に誘えそうだ。それでいてこの日の「お芝居仕立て」の構成は夢アドらしさが存分に発揮されてもおり、これまでの公演を通してたどり着いたひとつのスタイルのように見受けられた。

残念ながら夜の公演は観ることができなかったのだが、サプライズで志田の誕生日(2月11日)をお祝いしたという。なんとお母さんが駆けつけ、メンバーも号泣のひとときだったそうだ。

夢みるアドレセンスには私も夢をみている。とにかくメンバーはもちろんのこと、公演の空間も魅力的なのだ。ぜひ一人でも多くの人に公演をご覧いただけるよう、私も報じる側の一人として微力ながら書き尽くしていきたい。

20130217-DSC_4983

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Written by 志和浩司

2013/02/23 @ 9:47 am

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